『100,000年後の安全』(核廃棄物の処分場建設を追った映画)が、
京都シネマで上映中です。もう、あまり日がありませんが、少しでも多くの方に御覧頂きたい映画だと思います。
原題は、『INTO ETERNITY』(永遠に)。
京都シネマHP
http://www.kyotocinema.jp
スケジュールページ
※上映時間は変更の可能性もありますので、直接お確かめ下さい。
なお7月15日(金)までは
高槻セレクトシネマでも上映中です。
※最終上映は7月15日(金)のレイトショー(20:50〜22:05)。
核の廃棄物を永久地層の奥深くに埋め込んで10万年間保管する、フィンランドのオルキルオトに建設中の世界初の高レベル放射性廃棄物の処分場=オンカロ核廃棄物永久貯蔵所の建設を追ったドキュメンタリー。深さ約500メートルの花崗岩層の中に、放射性廃棄物を保管する計画で、10万年間(つまり半永久的に)、現状を保持するように設計されているらしいです。
フィンランドは地層が安定しているため、このような処分場の建設が可能なのだそうですが、地球上にそんな危険な場所が、いくつも必要になるようなことは避けて欲しい。まして日本のような地震国で、もしこんな事をしたら大地震の際に何が起きるか解らないだろう。事実上、日本では完全な処理はできないのではないだろうか。そんな国で、原発を運転しているなんて、あきれてしまう。放射性物質の廃棄のことまで考えたらコストは高くなるはずで、どうしてこれを推進したのかは、謎。非常に予算の取れるプロジェクトだったということなのでしょうね。
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