駅前に幸福の文字が入ったのぼりが立ち、ビラを熱心に配っているので「幸福・・・」って何だろうと受け取った。ビラを良く見てみてとても考えさせられた。色んな意見をはっきり主張するのはいいと思う。でも、特定の国名をあげての、防衛の公約が大々的に書いてあるし、この母体って宗教なんだ。宗教って国を越えて、人の心を救済するのでは?それに幸福って、そんなんに具体的なイメージがあって、こうすれば実現するってものでもない。幸福は各自の心の中に湧く密かな泉のようなもので、シミジミ味わうもの。
「これが幸福だー」なんて幸福像を宣伝するほど、幸福は色あせるし、何らかの幸福像がイメージに刷り込まれてしまうから、逆に不満感という新たな不幸を生んで人迷惑。幸福はメガホンで声高く叫べば叫ぶほど、イメージダウンすると私は思うけど。
国際的にも要らない緊張感をかき立てて、危機を招きかねないと心配するよ〜。。。今話し合えない、理解し合えない人が、少しでも話し合えるように道を作るのが、宗教団体の役割ではないだろうか。